ミャンマーの中部高原地帯、標高1,190m~1,805mに広がるユワンガン地方の農家の庭先で、パパイヤやバナナ、アボガドなどフルーツと一緒に自然農法で栽培されたコーヒーの実を、地元の農家の女性たちで結成された生産グループ「Amayar Women's Coffee Group」のみなさんが一軒一軒、契約農家を訪ねて収穫・収集し、手作業で丁寧に選別。そして時間をかけて精製・天日に干して完成したスペシャリティ・コーヒー豆です。
貧困からの脱出、女性の自立と地位向上を掲げて生産者グループを立ち上げたリーダーの Su Su Aungさんたちはアメリカの資金及び技術援助を受けて、地道な努力を重ね、仲間を増やし、結果、世界のコーヒー豆のわずか5％と言われるスペシャリティ・コーヒーの認定を受けるまでに成長しました。
現在、ミャンマーはクーデターで大変なことになっていますが、彼女たちはめげることなく日々、良いコーヒー豆の生産に努めています。Amayar Women's Coffee Group のコーヒー豆の特徴は、すっきりとした飲み口の良さ。酸味や苦味が舌に残らず、すっと消える。キレのある味わいが楽しめます。もちろんミャンマーカレーとの相性も抜群です。
